甲賀市で活動する押し花サークルの教室生の作品を紹介する展示会が、今、甲賀図書情報館で開かれています。

　これは、押し花サークルの教室生の作品を通してほっとするひと時を過ごしてもらおうと、甲賀押花サークルが20年前から毎年開いているものです。今回は、クリスマスをテーマにした作品など、およそ100点が展示されています。

写真は、ソリではなく、スノーボードに乗って、プレゼントを届けるサンタクロースが表現されています。サンタの真っ赤な服は、バラの花びらで表現されていて、雪には、白いレースフラワーが使われています。

　他にも、海の向こうに見える山をイメージした作品では、白樺の皮を使って、山のゴツゴツ感を感じてもらえるように工夫したそうです。山の立体感を表す影の部分には、サニーレタスが使われているそうです。

　甲賀押花サークルの中野他家子さんは、「今年はコロナ禍で外出する機会が減ったので来年は、県内の印象的な風景を作品で残していきたいです。」と話していました。