仕事や趣味で培った知識や技術を生かしてもらおうと、甲賀市シルバー人材センターでは、講座や研修などで講師役を担う会員を、「シニアマイスター」に認定しました。甲賀市シルバー人材センターは、長年培った知識や技術を生かしてもらい、会員が活躍できる場を広げようと、10月に新たに「シニアマイスター制度」を設立し、今回初めて、会員20人をシニアマイスターに認定することにしました。

　この日行われた認定式には、英会話や太極拳、障子や襖の張替えなどを得意とする会員が出席し、平田正男理事長から認定書が手渡されました。

　シルバー人材センターによりますと、現在60歳以上の1140人が、会員登録をしているということで、最高齢は95歳だそうです。

　シニアマイスターは、申請書に得意分野を記入し、認められれば認定書とマイスターの称号が与えられるということです。

　甲賀市シルバー人材センターでは、会員の拡大や、シニア世代が活躍できる場を広げていくことを目的に、今後もこの取り組みを続けていきたいとしています。