甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 茶業コンクール荒茶品評会 水口町 質の良いお茶の生産につなげようと、生産者から出品されたお茶の審査会が水口町内で行なわれました。これは、県内で生産されるお茶の品質向上や消費の拡大につなげようと、滋賀県茶業会議所が開いているものです。 JAこうか本所で行われた審査会には、煎茶89点と、かぶせ茶60点のあわせて149点が出品されました。 審査は、「水色」と呼ばれる、入れた時の色と香り、味、外観の4項目で行なわれます。このうち、午前中に行われた審査では、茶業指導所の職員ら1人の審査員が茶碗に入れられたお茶の葉を網ですくって、香りをかいで、上位のお茶を選び出し、点数を付けていきました。 茶業指導所によりますと、今年は春先までが温かく、順調に生育したものの、4月の低温の影響で遅れが見られたということですが、最終的には平年よりも少し早い生育状況に落ち着いたということです。 審査長を務めた茶業指導所の西野英治所長は「農家の皆さんの努力で、良いものが出品されていました。コロナ禍の『巣ごもり需要』でお茶の消費量も回復傾向にあり、今後に期待したい」と話していました。 2021年 11月 8日 一覧に戻る