甲賀町櫟野でパパイヤの苗植えが行われました。

　グリーンパパイヤを作っているのは株式会社農地所有適格法人SHOKIフォームで、この会社では甲賀市の名産品を作りたいと２・３年前から取り組んでいます。

　グリーンパパイヤは青パパイヤとも呼ばれており、一般的なパパイヤを熟す前に収穫したパパイヤのことを言います。パパイヤは南国の暖かい地域で育てられるため、低気温に弱く、毎年、暖かくなる五月に苗植えを行い、９月以降、実が５００グラムになった頃に収穫します。グリーンパパイヤにはパパイン酵素と呼ばれる酵素が含まれていて、この酵素はタンパク質、糖質、脂質といった三大栄養素を分解してくれます。パパイン酵素以外にもビタミンエーやビタミンシーなど人の体に必要な栄養素をたくさん持っています。

　この日はグリーンパパイヤの苗植え以外にも甲賀エレファント・バイ・ガーリックという品種のニンニクのつぼみの収穫も行われました。収穫方法は花のつぼみの部分を手で折り、収穫します。収穫されたグリーンパパイヤとエレファント・バイ・ガーリックは道の駅や花やか市などに販売しているということです。