水口曳山祭りの曳山巡行が２年連続で中止となる中、水口町の曳山を奉納する一部の町では、水口囃子の練習が続けられています。
　水口曳山祭りでは、曳山巡行の際に、子どもたちが囃子方として曳山に乗り、水口囃子を演奏します。今年は去年に続いて曳山巡行は中止となりましたが、曳山を奉納する町の中には、毎月一回、水口囃子の練習を続けるところもあります。
　この日は、米屋町と平町、天神町、呉服町、大原町の５つの町から子どもと大人合わせて12人が参加しました。練習では、笛や太鼓、カネを鳴らし、馬鹿ばやしや、八妙、大馬の３曲を演奏しました。
　指導にあたった米屋町の久保田佳史さんによりますと、曲によって早さに違いがあるので普段は、一番小さな子どもの演奏に合わせることを心掛けているということです。
　久保田さんは、「祭りがいつ再開しても良いように、今後も練習を続けていきたい」と話していました。