甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 忍葱収穫最盛期 水口町 みなさんは「忍葱」って食べたことありますか?水口町春日では、太くて、甘みの強い「忍ねぎ」の収穫が最盛期を迎えています。忍ねぎは、甲賀市と湖南市で栽培されているブランドねぎで、一般的なねぎに比べ、1.5倍ほど太く、白い部分が長いのが特徴です。水口町春日にある、宿谷 忠五(しゅくたに ちゅうご)さん宅では、広さ20アールの畑で、忍ねぎをおよそ3万本栽培しています。今年は、昨年の猛暑や7月に入ってからの梅雨の影響で、成長が悪く心配されましたが、秋に良い天気が続いたことや、冬の寒波によってねぎの状態が回復し、例年よりも甘みが増したといいます。 この日の収穫作業は、午前10時から、宿谷さんが1人で行い、ねぎを傷付けないように気を付けながらスキを付けたトラクターで根を掘り起こしていきました。その後、手で収穫して、かごに入れていきます。この日は、およそ200本のねぎを収穫しました。収穫したねぎは、自宅へと持ち帰り、エアーを使って皮をむき、出荷用に長さが55センチになるようにカットしていきます。 宿谷さんは、「夏場の草取りが大変」としながらも、「コロナの時期だからこそ、ねぎを食べてもらって健康に過ごしてほしい」と話していました。収穫作業は、3月中旬ごろまで続くということで、今後は、JA花野果市など県内外への出荷を予定しています。 更新日 2021年 2月 3日 一覧に戻る