信楽駅前の大たぬきの衣替えが昨日行われました。

今回は新しい衣装、「近江商人」に変身です。

信楽駅前のランドマークである大たぬき。

季節に合わせて様々な衣装を身にまといます。

今回は、質の高いデザイン性と感性を備えた「近江の麻」。

そして縦方向にしわ(・・)加工(・・)を施した生地「近江ちぢみ」、

これら２つの伝統産業を取り入れた、近江商人の衣装を新たに制作しました。

衣装を作ったのは

湖東繊維工業協同組合と、滋賀県麻織物工業協同組合の人たちです。

去年の８月に湖東エリアの伝統産業である「近江の麻」と「近江ちぢみ」を、

大たぬきとコラボすることで広くＰＲできないかと相談があり、今回の企画が実現しました。

デザインの段階から数えると、制作期間はおよそ１年。

滋賀の伝統産業を用いた

新たな衣装を身にまとう大たぬきが、信楽へ訪れる人を出迎えます。

近江商人姿の大たぬきは、６月１日、日曜日まで設置される予定です。