滋賀県立陶芸の森で新たに販売される、陶芸作品が入ったカプセルトイ、がちゃがちゃのデザインコンペ受賞作品、３作品が決まりました。

県立陶芸の森　陶芸館ミュージアムでは、５年前から陶芸作品の入ったカプセルトイ、がちゃがちゃを販売しています。

今年度は作品募集に６３点の応募があり、審査の結果次の３つが受賞しました。

金賞に輝いたのは、京都の美術大学に通う河南 杏子(かんなん きょうこ)さんの作品です。

まるまるとしたフォルムがほほえましいこちらの作品のタイトルは、「たべすぎ・あにまる」。

動物たちの前には、エサ皿があり、中にはそれぞれの好物の食べ物が入っています。

こちらは、銀賞を受賞した「きのこと日常」という作品です。

淡い色使いで可愛らしいキノコの世界を表現するこちらの作品は、岩手県の高校生、和賀(わが)さくらさんが手がけました。

続いて銅賞を受賞したのは、地元・信楽窯業試験場の研修生である、杉本 栄太郎(すぎもと えいたろう)さんの作品で、タイトルは「信楽の王者タヌキｖｓ新しい風ゴリラ 指人形」。

おなじみ信楽のタヌキの指人形とともに、舌を出したり目を見開いたり、表情豊かなゴリラの指人形が作られました。

受賞した３作品は、現在、県立陶芸の森陶芸館ロビーに展示中で、夏ごろから陶芸館ミュージアムショップの「がちゃがちゃ」で販売されることになっています。