甲賀市内で発見された化石や地層について学ぶ「地層化石講座」が１２日、みなくち子どもの森で開かれました。

この講座は市内で発見された、化石や地層を知る事で甲賀市の自然の今と昔に興味を持ってもらおうと、みなくち子どもの森が毎年１月に開いているものです。

１２日に行われた講座には２組の親子が参加。

まず、みなくち子どもの森の小西 省吾(こにし しょうご)さんが、市内に残る断層や化石について説明をしました。

水口子どもの森は、今からおよそ４００万年前から４３万年前に、土砂が蓄積した古琵琶湖層群でできた上陵地に位置します。

参加した親子は説明が終わると敷地内の森へ向かい、地層の観察をしました。　

自然館に戻ると参加者は顕微鏡を使い、野洲川で採取された小石を観察しました。

参加した人たちは、「キラキラして綺麗」など感想をいいながら、肉眼では見る事のできない石の表面をじっくりと観察していました。