甲賀町の大原小学校で２３日、「近江の茶」の学習会が開かれました。

滋賀県茶業会議所では、滋賀県の特産である「近江の茶」について学び、味わってもらおうと、県内の小学校へ出向き、授業を行っています。

２３日、大原小学校では、５年生の児童１９人が参加し、保護者と一緒に美味しいお茶の淹れ方を学びました。

授業では、滋賀県茶業会議所の和田 龍夫(わだ たつお) 事務局長が、講師を務めました。

はじめに、「近江の茶」の歴史や栽培について説明がありました。

話を聞いた後は、用意された急須や茶葉を使って、美味しいお茶の淹れ方の実践を行いました。

和田さんから、「先にコップにお湯を入れて温める」ことや「急須に入った最後の一滴まで注ぐ」など、コツを教わりながら、慎重にお茶を注いでいました。

子どもたちや保護者は、「いい香りがする」や「甘くて美味しい」など、感想を言い合いながら、近江の茶を味わっていました。