甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 櫟野寺で奉納相撲が行われる 甲賀町 甲賀町にある、櫟野寺(らくやじ)の本尊「十一面観音菩薩坐像(じゅういちめんかんのんぼさつざぞう)」の秋の特別拝観が始まり、18日、秋季大会式(しゅうきだいえしき)と奉納相撲が行われました。 甲賀町櫟野(いちの)にある櫟野寺では、毎年10月18日に秋季大会式が行われ、檀信徒の無病息災などを願って法要が行われるほか、奉納相撲が行われます。 平安時代から続く伝統行事ですが、そのはじまりは、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が、鈴鹿の山賊退治を観音様にお願いし、そのお礼に奉納相撲をしたことが始まりと考えられていて、千二百余年の歴史を誇る伝統行事です。 相撲をとるのは、大原小学校4年生の児童、35人です。 男女別に分かれてトーナメント戦を戦い、優勝を目指します。 女子の部決勝は、梨の月 対 めいの山です。 軍配は、梨の月にあがりました! 男子の部、決勝の舞台にあがったのは、ずみりくの山、そして、のぞむの里です。 みごとな取組で、ずみりくの山が優勝しました! 相撲が終わると子どもたちは本堂で、国の重要文化財に指定されている秘仏で本尊の、十一面観音菩薩坐像を拝観しました。 本来、秘仏は33年ごとに開帳されますが、最近では、春と秋の2回、一般公開されています。 子どもたちは、その大きさに驚き、目を見張っていました。 秋の特別拝観は、11月10日まで行われています。 2024年10月18日 一覧に戻る