障がい者支援施設「信楽(しがらき)青年寮(せいねんりょう)」の利用者が制作したもの作品の展示会が今、信楽伝統産業会館で開かれています。

来年で創立７０周年を迎える信楽青年寮。

この作品展示会は、利用者の高齢化により働きに出る人がいなくなり、地域の人たちとの交流が少なくなっていることから、作品を通じて利用者のことを思い出し、懐かしんでもらえればと、去年から企画展を開かれているものです。

今回のテーマは「つながる」。

かつて町に働きに出ていた利用者の作品から、新しく入所した利用者の作品まで、およそ１００点が展示されています。

施設長の岩永 信也(いわなが しんや)さんは、「これまでも地域とのつながりを大切にしてきた。作品展を通じて、あらためて地域の人に青年寮のことを知ってもらえれば」と話していました。

この「信楽青年寮展 つながる」は１０月６日まで、信楽伝統産業会館で開かれています。