甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 独自の表現を探求している陶芸家の企画展 信楽町 独自の表現を探求している陶芸家10人の取り組みを紹介する企画展が今、信楽町の伝統産業会館で開かれています。 この企画展は、市制20周年を記念して、甲賀市と県立陶芸の森が連携して開いたものです。 7月15日までは県立陶芸の森 陶芸館ギャラリーで開かれていて、20日からは信楽伝統産業会館で新たな作品を加え、展示が始まりました。 会場には、信楽焼らしい緑釉が塗られた器から、抽象的な立体作品まで、信楽にゆかりのある40代から60代までの10人の陶芸家が作った多種多様な作品が並んでいます。 こちらは、信楽町長野に穴窯を築き、作陶活動を行う谷穹(たにきゅう)さんの作品です。 中世信楽焼の質感を追求した壺は、生活用陶器と異なる、神聖な雰囲気を醸し出します。 明るく穏やかな色調のこちらの作品は、水口町出身の津守 愛香(つもり あいこ)さんによるものです。 幼い娘さんが描いたイラストをアイコン化して作りました。 このほかにも、個と社会のズレと普遍性を表現する玄尚哲(ひょんさんちょる)さんの作品や、絡み合った柱に人型のなにかが包まれる小松 純(こまつ じゅん)さんの作品など、個性豊かな作品が紹介されています。 企画展「作品をみつめてーシンクロする信楽の感性 “変貌する現代の陶表現”」は8月12日まで、信楽伝統産業会館で開かれています。 2024年07月24日 一覧に戻る