甲賀市の特産品『水口かんぴょう』。

水口町のかんぴょう農家では、水口かんぴょうの天日干し作業が行われています。

機械に取り付けられたかんぴょうの原料である『ゆうがお』の実。

勢いよく回転させながら均一な幅に削っていきます。

水口かんぴょうは、およそ４００年前から水口町で栽培され、歌川広重の版画「東海道五十三次水口宿(しゅく)」にも描かれるなど、古くから多くの人々に愛されています。

今年の３月には国が各地の特産品を地域ブランドとして保護する「ＧＩ(じーあい)・地理的表示保護制度」にも登録されました。

昔ながらの天日干しを行い、調理した際にはやわらかく、味がよく染み込むのが特徴の水口かんぴょう。

今年は５月の気温が高かったこともあり、ゆうがおの成長が早く、収穫などの作業は、例年に比べて２週間程度早く行われているということです。