自分が好きな本の魅力を紹介する力を競う「ビブリオバトル」が９日、信楽図書館で行われました。

ビブリオバトルとは、バトラーと呼ばれる出場者がおすすめの本を持ち寄り、一人５分の持ち時間で、観客へ本を紹介します。

そしてその発表について、２・３分のディスカッションを観客を含めた全員で行い、最後に一番読みたくなった本を決める催しです。

２０回目の開催となったこの日はバトラーとして６人が参加し、推理小説や大津市を舞台とした本屋大賞受賞作「成瀬は天下を取りにいく」などの紹介がありました。

今回は２人のバトラーが紹介した２つの作品が同票で「チャンプ本」に輝きました。

チャンプ本のひとつは「地球について知っておくべき１００のこと」です。

難解な事柄や膨大なデータをイラストを用いて優しく解説したもので山本 貴由(やまもと たかよし)さんが紹介しました。

もう一冊のチャンプ本は岡 文生(おか ふみお)さんが紹介した「ＪＫ、インドで常識ぶっ壊される」です。

インドへ突然引っ越すことになった女子高生の視線で描くインド滞在記です。

第２１回ビブリオバトルも開催が予定されていますが、開催場所や日時は未定ということです。