地域の人たちが山登りを楽しむ「甲賀町山(こうかちょうやま)フェス」が１９日、甲賀町の油日岳(あぶらひだけ)で６年ぶりに開かれました。

甲賀町山フェスは甲賀町スポーツ協会が毎年この時期に開いている登山イベントで、協会スタッフの案内のもと、市内の山を登ります。

新型コロナウイルスや天候の影響で６年ぶりの開催となった今年は、スタッフを含め１７人が参加し、去年、雨の影響で中止を余儀なくされた標高６９３メートルの油日岳に再チャレンジしました。

午前８時半。

小雨が降るなか、一行は、高間(たかま)みずべ公園を出発しました。

倒れている木々をまたいだり、急な斜面を登ったりしながら山頂を目指します。

雨の影響でぬかるんだ道に気を付けながら山を登ること、およそ一時間半。

油日岳山頂に到着しました。

参加した人たちは、山頂からの景色を写真に収めたり、山小屋に置かれているノートに感想を書いたりして、達成感に浸っていました。