甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 企画「Reunion」アーティストトーク 信楽町 滋賀県立陶芸の森に滞在し制作していた同じ大学の同級生による二人展「Reunion(リユニオン)」が、いま陶芸の森のギャラリーで開かれています。 県立陶芸の森では、陶芸作家が陶芸の森に滞在して作品制作をする「アーティスト・イン・レジデンス」事業を展開しています。 今、陶芸館のギャラリーで開かれている「Reunion-竹内紘三・秋永邦洋」と題した作品展は、この「アーティスト・イン・レジデンス」事業により制作されたものです。 「Reunion」というのは再会という意味で、竹内紘三さんと秋永邦洋さんは大阪芸術大学陶芸コースの同級生。 ともにゲスト・アーティストとして陶芸の森に滞在し、作品を制作していた作家です。 こちらは竹内さんが制作した「Modern(モダン) Remains(リメインズ) Wetness(ウェットネス)」という作品です。 磁土で作った筒状のパーツを構造的に組み上げて焼いた後、ハンマーを使って部分的に破壊して制作しています。 こちらは秋永さんが制作した「朧気(おぼろげ)」という作品です。 体の半分が煙になって消えていくような表現をしているこの作品は、インターネットなどにより情報が氾濫し、現実と非現実の境界が曖昧になっている現代社会を表現しています。 初日の4月29日には、管理棟の視聴覚室でアーティスト・トークが行われ、竹内さんと秋永さんが作品の制作方法や学生時代のエピソードなどを語り合いました。 竹内さんは「面白い、楽しいという気持ちを持って作品を作っていけば、作品が色んな世界へ連れて行ってくれる」と作品づくりへの思いを話していました。 「Reunion-竹内紘三・秋永邦洋」は、6月9日まで県立陶芸の森で開かれています。 年 月 日 一覧に戻る