本場 韓国のキムチ作りを知ってもらおうと、1月22日に水口町のまるーむでキムチ作り教室が開かれました。

　韓国には冬に大量のキムチをつける「キムジャン」という風習があります。

　日本では冬につけたキムチを同じ時期にすべて食べきるのが一般的ですが、韓国では一年を通して食べる習慣があります。

　この教室は、本場・韓国のキムチ作りを楽しんでもらい味わってもらおうと、みなくち自治振興会が初めて開いたものです。

　講師は、日本で韓国料理の教室を開いている朴(ぱく) 梨花(りふぁ)さんがつとめ、12人が参加しました。

　教室では、白菜を塩漬けにして水洗いをしたあと、8時間ほど水切りをしてそのあと白菜にキムチヤンニョムというキムチの素を塗る作業を行いました。

　キムチヤンニョムには、昆布や煮干しからとった出汁のほかアミエビの塩辛や梅シロップも入っています。

　朴さんによりますと、キムチ作りは白菜の塩漬け作業が特に大事だということで、根元までしっかりと塩をかけることでほどよく塩味のきいたキムチに仕上がるそうです。

　参加した人たちは、朴さんを見ならいながら白菜キムチを仕上げていました。

　この白菜キムチは1週間ほど味をしみこませれば食べごろになるということです。