甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 龍福寺で「どんど火」 甲賀町 甲賀町にある龍福寺(りゅうふくじ)で、大晦日の夜に「どんど火」が行われました。 甲賀町滝にある龍福寺は、延暦寺の根本中堂建立で用材を調達するためこの地を訪れた最澄が薬師如来を祀ったのが始まりと伝えられています。 龍福寺での「どんど火」は、大晦日の夜を穏やかに過ごして新しい年を迎えてもらおうと、天台宗の「一隅(いちぐう)を照らす運動の龍福寺支部会員」が中心となって40年ほど前から行っている行事です。 午後10時になると、本堂で法要が営まれました。 梅田住職が般若心経を唱えると、会のメンバーが静かに手を合わせました。 法要が終わると、住職の手によって本尊のともし火が提灯に移され、境内中央にある薪やお札などに点火されました。 点火されると勢いよく火柱が上がり、煙が空高く舞い上がりました。 午後11時45分。 梅田住職が除夜の鐘をつきはじめました。 これに続いて、続々と地域住民が訪れ、除夜の鐘をついていました。 年が明けると、境内のあちらこちらで新年のあいさつが交わされていました。 お寺を訪れた人たちは、どんど火で暖をとりながら新しい年の始まりを祝っていました。 年 月 日 一覧に戻る