甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 「杣川夏まつり」開催 水口町 水口の夏の風物詩「杣川夏まつり」が開かれ、戦没者を追悼する行事や灯篭流しなどが行われました。 「杣川夏まつり」は、戦没者の追悼と先祖供養のため飯道山行者講が1953年に始めたもので、1993年からは実行委員会が主催して夏祭りの形で開かれています。 例年ですと地元の小学生と行者講、それに僧侶らが杣川河川敷近くにある金毘羅(こんぴら)神社に集まり経を唱えますが、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して行われ、これらの祭事は中止されました。 午後6時には会場に並べられたおよそ400個の灯篭に火がともされました。 続いて、行者講の代表が延暦寺から分灯を受けた火を祭壇のろうそくに移しました。 式典が始まると、延暦寺の特使が戦没者と地震や豪雨の犠牲者の追悼、それに世界平和を願う願文(がんもん)を読み上げた後、貴生川仏教会の僧侶による川施餓鬼(かわせがき)法要が営まれました。 会場西側では、行者講の人たちによる採燈大護摩供法要が営まれました。 場所を清める儀式の後、護摩壇に点火されると白い煙が空高く立ち上りました。 午後7時半、灯篭流しが行われました。 今年は親船だけが杣川に流されました。 行者講の人が経を唱える中、訪れた人たちは水面に浮かぶ灯篭を静かに見守っていました。 午後8時過ぎには、花火が打ち上げられました。 この日はあいにくの雨模様となりましたが、見物に訪れた人たちは傘をさしながら夏まつりを締めくくる花火に見入っていました。 年 月 日 一覧に戻る