甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 鮒ずし作り講習会 甲賀町 甲賀市フナズシ愛好会が、鮒ずしづくりの講習会を開きました。 7月30日にくすり学習館で開かれた講習会は、甲賀市フナズシ愛好会が毎年この時期に開いているもので、今年で12回目を迎えます。 この日は事前に申し込んだ約40人が参加し、作り方をDVDで学んだあと、鮒ずしづくりに挑戦しました。 はじめに塩漬けした鮒を水でよく洗い、塩抜きをします。表面が青く光るまでたわしでよく磨きます。 味の決め手になる重要な工程だそうです。 「洗い」と呼ばれるこの工程が最も重要で、一番大変な作業でもあるそうです。 おしゃべりを楽しみながら1人あたり約20匹の鮒を磨きあげました。 「洗い」が終わった鮒は、陰干しで2時間ほど乾燥させます。 乾燥が甘く水分が多いと出来上がりがべとついてしまうそうです。 最後は、飯漬けと呼ばれる工程です。 一匹ずつエラを開き、口やエラぶたからあふれるくらいご飯を詰めていきます。 樽の底に5センチくらいご飯を敷き、下準備をした鮒を敷き詰めていきます。 重ならないように敷くのがポイントだそうです。 鮒を敷いたら、樽を90度回転させ、更にご飯を重ねます。こうすることで、隙間なく材料を敷くことができるそうです。 今回が2回目の参加だという夫婦は「去年作った鮒ずしがとても美味しかったので再び参加しました。今年も食べるのが楽しみです」と話していました。 この日作った鮒ずしは参加者が持ち帰り、12月くらいまで発酵させたあと各家庭の食卓へ並べられるということです。 年 月 日 一覧に戻る