「尺玉(しゃくだま)」と呼ばれる大きな花火を打ち上げる「甲賀流にんにん大花火」が3年ぶりに本格開催され、およそ1500発の花火が夜空を彩りました。

　「甲賀流にんにん大花火」は、これまで開催されていた甲賀夏まつりに変わる花火主体の観光イベントとして甲賀市観光協会が開いているものです。

　午後7時45分からは、水口町内の野洲川河川敷で「手裏剣乱舞」や「忍法火遁の術」など甲賀市にちなんだストーリーで花火が打ち上げられました。

　この日は、県内の花火大会では珍しい直径が30センチ近くある「尺玉」と呼ばれる大きな花火が打ち上げられたほか、青色をベースに時間差で色が移り変わる「近江ブルー」と名付けられた花火も打ち上げられました。

　3年ぶりとあって、打ち上げ場所近くの河川敷には家族連れらが大勢訪れ、時折歓声を上げながら夜空を焦がす花火に見入っていました。