水口曳山祭りで演奏される水口囃子(ばやし)が全国植樹祭で演奏することが決まり、その全体練習会が開かれました。

　水口囃子は、曳山を保有する旧町が水口曳山祭で演奏しているものです。

　緩急の変化が豊かなそのリズムは、水口曳山祭には欠かせない存在ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で曳山の巡行は２年続けて、中止となりました。

　ところが、全国植樹祭のプログラムの中のイントロダクションとしてライブでの演奏依頼が県を通じてあり、有志が実行委員会を立ち上げ、出演することにしました。

　この日、水口中央公民館の鹿深(ろくしん)ホールで開かれた全体練習会には、水口町内の４・５年生１２人と水口まつり保存振興会全国植樹祭実行委員会メンバー１６人、合わせて２８人が参加しました。

　練習では、笛や太鼓、鐘を使って、馬鹿囃子(ばかばやし)と屋台囃子(やたいばやし)の２曲を演奏しました。

　実行委員会のメンバーは
「水口囃子(ばやし)を全国に発信できる良い機会をいただいたので最高の演奏を届けるためにメンバーとともに練習に励みたい」
と話していました。