甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 オウム真理教 抗議者集会 水口町 オウム真理教から名前を変えた宗教団体「アレフ」の教団施設の立ち退きを求める住民集会が、水口町内で行なわれました。 この集会は、水口町の柏貴区にあるアレフの教団施設の即時立ち退きを地域全体で訴えようとかしわぎ自治振興会などが行ったものです。 この日は、午前9時から地域住民らおよそ50人が集まり、柏貴草の根ハウス前で決起集会が行なわれました。新型コロナウイルス感染症対策として、去年からは住民の参加人数を少なくし、退去を求めるデモ行進などは取りやめました。 挨拶の中で、かしわぎ自治振興会の小林茂実会長は、「公安調査庁による立ち入り調査などが行われているが、住民の不安は払しょくされない。以前のような平穏な暮らしを取り戻すために、アレフの解散と消滅を求めたい」と話しました。 自治振興会によりますと、水口町にある教団施設は、信者の修行の場を兼ねた住居となっていると見られ、現在は2人が生活しているということです。 甲賀市内では、水口町のほかに信楽町でも教団施設の存在が確認されています。 教団施設となっている住宅の前では、声明文が読み上げられ、抗議活動の継続と即時の立ち退きを強く呼びかけました。声明文は、対応した弁護士に直接手渡されました。声明文を受け取った弁護士からは、これまで、住民へ危害を加えたことはなく地域住民との話し合いの場を持ちたいとの意向が示されました。 2021年 11月 15日 一覧に戻る