コロナ禍で、生理用品が十分に手に入らないいわゆる「生理の貧困」に直面する女性を支援しようと水口町の警備会社が女性用の衛生用品を市に寄贈しました。

　今回寄贈を行ったのは、水口町の警備会社株式会社SCCの代表取締役三吉麻弥さんです。この日、甲賀市役所では、三吉さんから岩永市長に、段ボール10箱分の衛生用品が寄贈されました。

　三吉さんによりますと、最近、会社に女性社員が増えてきているそうで、コロナ禍で衛生用品が買いたくても買えない「生理の貧困」を耳にしたことがきっかけで寄贈を行ったということです。三吉さんは、「学生の中にはこの問題が理由で、一週間以上学校に行けていない人もいると聞きます。寄贈した用品を使って、気持ちを楽にして学校に行ってほしいです」と話していました。