甲賀市あんぜん・あんしんなまちづくり市民会議が甲賀市福祉ホールで開かれました。甲賀市あんぜん・あんしんなまちづくり市民会議は、自主防犯活動を行う団体や警察などと連携し、地域の防犯力を高め、犯罪の減少を目指して活動しています。

　この総会では、関係者が集まって、市内の防犯対策の方向性について協議や決定が行われます。会長の岩永市長をはじめ、甲賀警察署長、甲賀土木事務所長など、関係者ら28人が出席しました。

まず事業報告が行われ、甲賀警察署と連携して、犯罪警戒情報などを6回発令したことや、高齢者の特殊詐欺被害を防ぐため、防犯教室を6回開催したことなどが説明されました。さらに、今年度の活動として、市民に防犯意識を高めてもらおうと休日の大型量販店で啓発活動を行うことなどを確認しました。

　続いて、長年、地域で防犯活動に取り組んできた個人と団体の表彰が行われ、一年を通して地域の防犯パトロールを行っている甲南第一自治振興会防犯パトロール隊隊長の森田敏光（もりたとしみつ）さんと社会福祉法人八起会安心パトロール隊グループホーム水口に表彰状が送られました。

　甲賀市あんぜん・あんしんなまちづくり市民会議では、感染防止対策をとりながら、今後も防犯教室や街頭啓発などを行っていくこととしています。