来年春に甲賀市で開催予定の全国植樹祭・推進協議会の総会が甲賀市役所で行われました。
　全国植樹祭は、森林や緑への理解を深めてもらおうと、１９５０年から全国持ち回りで開かれているもので、天皇・皇后両陛下もご臨席される催しです。甲賀市での開催は、新型コロナウイルスの影響から１年間順延され、式典は２０２２年春に、式典は甲賀町の鹿深夢の森で行われます。
　この日行われたのは「全国植樹祭」を、オール甲賀で取り組む推進組織として設立された「第７２回全国植樹祭甲賀市推進協議会」の総会で４回目となります。
　総会では、最初に、推進協議会会長の岩永市長から挨拶があり、令和２年度の取組状況が報告された他、令和４年度への延期を受けた事業計画などが審議されました。
　今年８月には、開催日が正式に決まることから、カウントダウンイベントをはじめとする開催日決定イベントの実施も確認されました。
　推進協議会の家森茂樹副会長は、「全国から来ていただいた方々に甲賀の良さを知っていただくというのが、大きな使命であると思っています。延期となったことをチャンスと捉え、内容の濃い大会となるよう準備を進めていきたい」と話しました。