甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 水口岡山城跡 歴史ウォーキング 水口町 考古学者が、水口岡山城跡を案内するウォーキングイベントが開かれました。このウォーキングイベントは、水口岡山城の歴史を広く知ってもらおうと水口宿をよくする会と水口岡山城の会が開いたものです。今回は、考古学者で滋賀県立大学の中井 均教授が水口岡山城跡を参加者と一緒に歩きながら、石垣や虎口(こぐち)と呼ばれる城の出入り口などについて、これまでの研究を基に案内しました。中井教授によりますと、関ケ原の戦いの後、水口岡山城は廃城になったことから、徳川幕府が城をこわしたことで、当時の石垣はほとんど残っていないということです。中井教授は、山を人工的に削って作られた曲輪(くるわ)と呼ばれる平らな場所を紹介し、戦いの時には、攻撃する場所となっていたことなど城跡に残る場所の役割についても分かりやすく案内しました。城跡を歩きながら、当時の構造を確認する内容に、参加した人たちは、メモを取ったり質問をしながらじっくりと見学していました。 更新日 2021年 3月 6日 一覧に戻る