甲賀市内の出来事やイベント行事などをいち早くお届けします! ※こちらの記事は、甲賀市内の出来事やイベント行事などをお届けしているあいコムこうかオリジナル番組にてこれまでに放送した内容をウェブ用に再編集してお届けしています。 春日神社で「勧請吊り」が行われる 水口町 水口町春日で4日、五穀豊穣や村内安全を願い、縄を張る「勧請吊り」が行われました。 「勧請吊り」は、神の分霊を移した「勧請縄(なわ)」を張ることで神聖な場所と不浄な外界を区別し、厄除けや五穀豊穣を祈る年頭の神事で、近畿地方を中心とした様々な地域で行われています。 4日、水口町春日で行われた勧請吊りには、氏子の年配者で構成される乙名23人が集まり、はじめに神事に使う「勧請縄」を作りました。 集まった人たちは、太い藁縄を作るグループ、細い縄を縒るグループ、飾り物の小枝を仕分けするグループに分かれ、手際よく作業を進めました。 細縄が束ねられた縄が完成すると、そこに1年を表すという12種類の小枝を飾り付けます。 作業することおよそ1時間、完成した縄が鳥居の前に運ばれると、縄を吊るす「勧請吊り」が始まりました。 滑車を使って両端から縄が吊り上げられます。 最後は勧請縄を前にお祓いが行われ、参加した人たちは五穀豊穣や村内安全など祈りを捧げていました。 2024年01月04日 一覧に戻る