工場を身近に感じてもらうイベント、工場見学ツアー「モノヅクリズム」が１２日、甲南町と水口町で行われました。

このイベントは甲賀市に拠点がある企業が、地元にある工場での「ものづくり」に関心を持ってもらおうと初めて開いたものです。

イベントの出発地点となった甲賀市役所には、市内の小学生らおよそ５０人が集まりました。

工場見学は甲南フロンティアパークと甲賀西工業団地にある７社が参加して行われました。

このうち車や家電製品などのパーツを作っている湖南精工株式会社の見学会には、小学生とその保護者のおよそ２０人が訪れました。

参加者は、製品について説明を受けたあと、工場見学をスタート。

まずは圧力をかけて加工品をつくる「プレス機械」の説明を聞きました。

こちらは車のテールゲートに、自動でクリップを差すロボットです。

足元には感知器が付いていて、人が近づくとロボットの動きが遅くなり、事故を防止してくれます。

参加した人たちは、質問をしながら、目の前で動く機械の動きに見入っていました。