甲南町の明王寺(みょうおうじ)で６日、写経体験が行われました。

道開き開運のお寺として知られる甲南町磯尾(いそお)にある天台宗のお寺、明王寺。

徳川四代の位牌を祀り、心安らぐ憩いの寺といわれる明王寺では毎月、写経を行い法話を聞く催しを開いています。

６日、午後から行われた写経の催しには８人が参加し、筆ペンを使って般若心経(はんにゃしんぎょう)を書き写しました。

副住職の土田 穏聖(つちだ おんしょう)さんによりますと、写経体験は参拝者の希望で１年半ほど前に始めたということです。

写し終わったお経は仏前に備え、副住職が法要を行います。

法要では家内安全や心身健康など、写経に書き写した願いが読みあげられ、参加した人たちは静かに手を合わせ、祈りを捧げていました。