ドイツのプロサッカーリーグで活躍する、奥川 雅也(おくがわ まさや)選手と小学生がサッカーで交流する催しが１５日、水口スポーツの森で行われました。

小学生とのサッカー交流会を企画したのは、ドイツ・ハンブルガーＳＶに所属する水口町出身のサッカー選手、奥川雅也選手です。

地元・甲賀市にサッカーで恩返しをしたいという思いで交流会を開いていて、今回で３回目の開催となりました。

午前の部と午後の部の２回行われ、県内外から小学生４７人が参加しました。

今回のテーマは「ドリブル」と「パス」です。

奥川選手の他にスペインでプレーする勝島(かつしま)選手や根本(ねもと)選手らもコーチとして参加。

尻尾(しっぽ)に見立てたビブスやボールを相手からキープする「尻尾取りゲーム」や、プロ選手を相手にドリブルやパスで突破し、シュートを決める練習などが行われました。

技術面のアドバイスはもちろんですが、気持ちの面についてアドバイスする場面も多く見られました。

プロ選手対小学生の試合も行われました。

子どもたちはこの日学んだことを生かし、はつらつとしたプレーを見せ、一方の奥川選手もプロらしいさすがのプレーで応酬していました。

小学生らは、世界で活躍するプレーヤーから教わり、トップレベルの技術を間近で見ることができた貴重な機会になりました。