甲南B&G海洋センターのリニューアル工事を前に、公益財団法人B&G財団から甲賀市長に助成金の決定書が手渡されました。

　甲南町葛木にある甲賀市甲南B&G海洋センターは、プールと体育館を保有する施設として公益財団法人B&G財団が2億8900万円かけて建設し、1986年に竣工しました。

　その後、1989年に甲賀市に無償で譲渡され、運動教室や大会、それにイベントなどで年間一万人を超える人が利用する人気施設となりました。

　しかし、建設後37年が経過し、経年劣化による雨漏りなどが見られるようになりました。

　そこで市では、B&G財団から3000万円の助成金を受け、屋根や内装、トイレの洋式化などのリニューアル工事をすることにしました。

　12日に甲賀市役所で行われた助成金決定書授与式には、岩永市長をはじめ正木副市長や立岡教育長、それにB&G財団の古山透常務理事が出席しました。

　式では、古山常務理事から岩永市長に決定書が手渡されました。

　岩永市長は「今後評価が下がらないようさらなる活用を進めていきたい」と話していました。

　工事は今年8月から着工するということで、来年2月中の完成を予定しています。