陶芸家を目指す人たちに信楽町で焼き物の現場を見てもらう「信楽産地ツアー」が、1月30日に行われました。

　昨年12月に次いで2回目となった産地見学ツアーには、京都や大阪などから陶芸を学ぶ学生や社会人ら合わせて13人が参加しました。

　このツアーは、陶芸家を目指す若者に向けて信楽での仕事や生活の様子を伝え、信楽への移住を促そうとシガラキ・シェア・スタジオが開いたものです。

　今回のツアーでは信楽焼を作っている工場7社を巡り、土を器に成形し焼成するなど信楽焼の工程に沿って工房の見学が行われました。

　この日参加した13人は、事業所の人から「受注は受けても作り手が少なく生産が難しい」など現状の課題や作業の効率化などについて説明を受けました。

　ツアー参加者は、普段見ることができない工場の様子に写真やメモを取るなど熱心に見学していました。